日舞の先輩のご好意でチケットをいただきまして、踊りの舞台を拝見してきました。

見てきたのは、日本舞踏、坂東流の扇の会。

これまで藤間流で踊りを教えていただき、他の流派の踊りを見る機会もありましたが
やはり流派によって特徴や演出なども異なる様子。

国立劇場の大劇場というのも初めて。
その何もかもが大きな様子に圧倒されてきました。

豪華絢爛とは、まさにこのこと。

舞台装置も大きく迫力があり、
踊る方のお着物もそれぞれが誂えたであろう、番組に合わせたものや
それぞれ揃いのものであったり。

何より、邦楽が全て生演奏。
唄も三味線もお囃子も、全てが生。

大きく転換していく舞台装置や色とりどりの小物の数々。

踊りの素晴らしさも当たり前ですが、お客様を楽しませたい
自分も楽しみたい、という伝統芸能の真髄を見せていただきました。

「踊りはお金が掛かる」とはよく言われることですが、とても納得です。

きっと、かつてはテレビもなければ、芝居もない。
こうやって趣向を凝らして、華やかに着飾って踊りを見せ、見ることが楽しみだったのでしょうし、
それはただ踊るだけでは終わらない文化祭的な催し物だったことでしょう。

次、私が踊る予定なのは藤音頭。
今回の番組には傾城道成寺があるから、ぜひ見ておいた方がいい、とオススメされまして。

大きな鐘のぶら下がった舞台の上で、早着替えもあり、
途中で200本の手ぬぐいのおひねりあり。
私も1本いただきまして、お土産としつつ。

日本舞踏の素晴らしさを堪能させていただきました。

また、今回は特別に舞台裏も「これも勉強だから」と、覗かせていただきまして。

楽屋や本物の舞台の裏というものを初めて拝見しました。
関係者の皆様が気ぜわしく走り回っていたり、白塗りや着付けをしていたり、
三味線の調弦をしていたりと、滅多に見ることのない世界。

こうやって伝統芸能は受け継がれていくのだと、感じながらの見学でした。

そういえば、壇蜜さんの日舞の流派も坂東流だったような…