雨の浅草。

落語を聞いて見たいけれども、寄席にどうやって入ったらいいのか分からない…
いや、チケットを買って入ったらいいのは分かるのだけれども、なんとなく敷居が高くて。

いつ入ってもいいんだよ、いつ帰ってもいいんだよ、そう言われると尚更どうしたらいいものかと。
ほら、開場時間があって、開演時間があって、というのに慣れてしまっているので
自由と言われると急に身動きが取れなくなってしまう感じ。

そんな小さな悩みを話していたところ、落語を勉強している方が水先案内人となってくださいました。
1回行けば、そんな悩みもなくなるでしょう、と。

授業を終えて、16時半少し前に浅草演芸ホール前で待ち合わせ。
中に入ると昼の部のトリ、三遊亭金馬師匠が踊ってらっしゃいました!え!!
そして、平日の夕方、しかもまだ17時前だというのに、会場は大賑わい。
人のことは言えないけれども、皆さん、お仕事は…
日本は平和なんだな、としみじみと思いました。

最初は二つ目さんからなのでしょうか?
短めの与太郎の話あり、新作のお話あり。
次へ次へと、お話が続いていきます。
前の方の話を受けてどんどん変化していくのでしょうか。
「嫉妬」に関連するお話が多かったように思います。

声色一つで誰のことなのかを表し、手ぬぐいや扇子を何かに見立てて演じる。
ぐいぐいと引き込まれ、笑いが止まりません。

江戸の文化や、人間関係の機微など、本当に目の前にあるかのように思えてきます。

落語もすごかったですけども、曲ごまの紋之助師匠の熱演がまた凄くて。
一所懸命に独楽を回していく姿が、そういう芸風だったとしても、応援したくなり
成功するとみんなで拍手喝采。

夜の部のトリは柳家喬太郎師匠。
古典落語を聞かせてくれました。あー笑った、笑った。

聞いたことある、という話がありつつも、それがなんのお話なのかは勉強不足で分からず…
話の内容を知らなくても楽しめるし、きっと知っていたら知っていたなりの楽しみ方があるんでしょうね。

落語に、はまってしまいそうです。