ワークショップデザイナー仲間のお母様の追善公演でした。

はじめての国立劇場で、その立派な様子に圧倒されておりました。
「国立劇場」という名前は知りつつも、なかなかご縁がないと足を運ぶこともなく。

志賀山流という日本舞踏最古の流派。
自分の踊りの勉強にも、と思いまして興味深く拝見しました。

まだまだ踊りの初心者の身としては、何が違って、何が一緒なのかも分かりません。
それでも所作の一つ一つ、歌を聴きながら、パンフレットに載っている詞章を眺めながら
そこで表そうとしているものは、気持ちは何なのか?と見ていました。

志賀山流を予習していた時には、足さばきに特徴があるということでしたので
足元もじっと眺めてみたり。
内輪にすると女性を意味して、外輪にすると男性を意味する、という知識はありつつも…
まだまだ勉強が必要、それも知識としてではなく実践として、と思いました。

自分の身体に染み込んでいないと、何とも、頭でっかちになりそうで。

途中で金原亭馬生師匠による落語「中村仲蔵」を挟みまして。
このお話は志賀山流とも繋がりが深いのだとか。
初世・仲蔵のお母様が志賀山流のお家元なんだそうで。

落語だけではなく、そういう人の繋がりや歴史の重なりがとても面白いですね。

また、ただ古典だけでなく新作にも挑戦されていらっしゃるのが志賀山流の皆様のすごいところ。

新作義太夫として「千本桜」のエッセンスをまとめて20分程度に凝縮してしまうという
もの凄い演目がありました。

まだ肌寒い中、これから咲くであろう桜に思いを馳せて静御前の舞を。

華やかで、お話に引き込まれていき、本当にお腹いっぱい堪能させていただきました。

こういう素敵な舞台を拝見すると、自分も踊りたいなと思います。