今日は友人が主催する勉強会に参加してきました。

『源氏物語』

名前こそ知らない人はいないだろうけれども、
その全文を読んだ事がある方は少ないかもしれません。

あ、『あさきゆめみし』は読んだ、という方はいるかもしれませんね。
私自身がそうです。古文の先生方もおススメの漫画で源氏物語。

紫式部の説明から入り、おおまかな全体像を把握しつつ
各章のあらすじを説明してもらいながらのフリートーク。

今回のテーマは、幸せ、についてでした。

主人公は地位も名誉も愛も手に入れた。
それでも満たされない思いを抱えたまま生きていく。

単なるハッピーエンドで終わらなかった事が、こんなにも長く
『源氏物語』が読み継がれている理由の一つであろう、という
考察もあるくらい、なのだけれども。

何があったら、幸せなんでしょうね…

もしかしたら、何かがある、ことが幸せなのではないかもしれません。
何かがある、ということは、その反対には”ない”という状態があるわけで
手に入れてしまったとしたら、それを失くすのが怖くなってしまうのかもしれない。

時々、幸せはなるものではなく、気付くものだ、という指摘もありますが
それもまた、気付いている時は幸せだけれども、気付いていない時は幸せではないの?
と考えると、それもまた、気付き続ける、ひとつひとつ幸せに積極的に気付いていかないと
自分の幸せを感じられなくなってしまうとしたら、苦しいかもしれません。

ポリアンナ症候群という言葉があります。
楽観主義が過ぎるが故に、物事の負の側面を見ずに現実逃避をすることです。

それはそれでまた、幸せとは言いがたいかもしれません。

じゃあ、幸せって何?

それは、人それぞれの価値観や信念によっても異なると思います。
それを考えること、あるいはそんなことを考えずとも感じること
答えはありません。

ちょっと、考えるきっかけとして。
『源氏物語』の様々な女性の生き方を。

『源氏物語』は内容そのものも、とてもおもしろいのだけれども
もしかしたらこうして話題のきっかけとしても語り継がれてきたのかもしれない
そんな事を考えさせてくれる勉強会でした。