歌舞伎を見に行って「歴史」の面白みを改めて感じてきました。

「桜田門外の変」「井伊直弼」「幕末」このキーワードを聞いて
その意味、何があったのか、どういう背景だったのか、
この場に歴史の先生がいたら深く説明してほしいと強く思ったものでした。

学生の頃は、歴史が苦手で。
「藤原と足利がたくさんいる…」「乱とか変とか、よくわかんない」
「とりあえず暗記しとこう」
そういう姿勢でしか取り組んでいませんでした。

勉強が点数を取るためだけ、入試でよい大学に進むためだけ、
その目的の手段でしかなく、当時はおもしろみなんてひとつもなかった。

歴史が苦手でも、古典は好きだったのでしょう?
と問われる事もありましたが、古典は暗記するものが少なく、
かつ内容は想像力でカバーしていたので、好きというよりは得意なだけだったのです。

そう、決して学生の頃は古典文学が好きなわけじゃなかった。
だけど、テストで点数だけはとれるから、好きと勘違いしていた。
文学部に進んだにも関わらず、そこに気付いた時は軽い目眩が。

それから何年も経って、人生経験も積んで、視野が広がって
教養や知識が人生の役に立つ事を身を以て知り、学生の頃に学んでいた事が
実はすべての基礎だったと気付いてはじめて、歴史が面白くなったものでした。

「井伊大老」この作品は開国か攘夷かで国が揺れていたときのお話。
実はこういう意図があったのだという、井伊直弼側から語られる。
これって、だた物語として見るだけでも面白いのだけれども、その時の時代背景を知ると
もっと面白くなり、かつ今の時代に置き換えると、なんとも言えない深い意味があるようで。

歴史を学ぶという事は、生きる知恵を学ぶという事、なのかなと。