医療、教育、福祉。
いろんな分野の違いはあれども、対人援助職と呼ばれる職業に就いている以上
人と向き合う中で、覚悟を決めてキツい言葉も言わなくてはならない場面があります。

ダメなものはダメ。
なんでもかんでも、いいよ・いいよ、と言っているだけが
相手のためになるとは限らないからです。

タイトルにある言葉は、対人援助について学んでいたときに
インパクトのあったもののひとつです。

なぜ、承認欲求を持っているとダメなのか。

判断がぶれるからです。

他者から良い人と思ってもらいたい気持ちがあると
相手のためではなく、自分の欲求を満たすために行動してしまう危険性がある。

よく言われました。自分のために仕事をするな、と。
感謝されることを過剰評価してはいけない、と。
甘いと優しいをはき違えないこと、と。

対人援助職は他者からの評価をダイレクトに受けやすい仕事です。
だからこそ、「ありがとう」という言葉欲しさに聖女を演じてしまわないように。
例え目の前の人が涙を流したとしても、プロの視点から、その人に最も必要なことは何かを判断する。
もしかしたら嫌われてしまうかもしれないけれども、それをも引き受ける勇気が必要。

これって、昨日の「自己肯定感と優越感の違い」にも通じるものがあると思いました。

承認欲求には2種類あります。
自ら自分を承認するものと、他者からの承認を求めるものと。

他者から承認を受ける、認められる、ほめられるが当たり前になってくると、
それがないと不安になってくるのでしょうか。

こんな記事を見つけました。
「自己肯定感」を育むつもりが「優越感」を育てていませんか?親が意識すべきたった1つのこと
https://conobie.jp/article/3883

他者からどう評価されるかを気にする生き方ではなく、
自分は自分のままでよい、という自信を見つけていく。

どんな環境であれ、どんな立場であれ、自己を受け入れる覚悟を持つこと。
他人のせいにするのではなく、自力で道を開いていく強さ。
それこそが、真の意味での生きる力なのかもしれません。