今回の展示では、音声ガイドを借りることにしました。(お値段:520円)

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せっかくの機会なので、解説を聞きながらじっくりと味わいたいと思ったのです。

おもしろい話を聞けました。

達磨大師がインドに戻る際、4人の弟子に最終試験を行ったそうです。
「悟りとは何か」と。

1人目の弟子、道副(どうふ)は
「文字に捕われず、文字を離れず」と。

達磨は「皮を得ている」と評価した。

2人目の弟子、尼総持(にそうじ)は
「教えを知り、それに執着しないことである」と。

達磨は「肉を得ている」と評価した。

3人目の弟子、道育(どういく)は
「すべては空である」と。

達磨は「骨を得ている」と評価した。

4人目の弟子、彗可(えか)は、何も言わずに三拝し、席に戻った。

達磨は「髄を得ている」と最高評価を与えて、彗可を指導者として認めたのだとか。

(音声ガイドを聞きながら、重要なところだけメモしたのでかなりの意訳です)

「不立文字」(ふりゅうもんじ)
悟りは文字や言葉によることなく、修行を積んで、心から心へ伝えるものだということ。
悟りは言葉で表せるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけないということ。

言葉や文字にとらわれることなく、丸ごとを受け入れる。

以心伝心という言葉にも繋がるのでしょう。

文字や言葉も使いよう、です。

音声ガイドはとってもタメになりました。
尺八などの雅楽の演奏もところどころに挟まれており、とても贅沢な解説でした。

気合いの入った「喝!」も聞くことができて、よかったです。