作文指導をしている中での気付きを。
(昨日の続き)

作文が書けない子にはざっくり5つのパターンがある。
① 文字が書けない
② 文章を書くのが苦手
③ 何を書いたらいいのか分からない
④ 上手な文章を書こうとしすぎて書けない
⑤ 作文を書きたくない

③何を書いたらいいのか分からない

これはまず、書く作文のテーマを明確にする事が大事です。

何を書いたらいいのか分からない作文は、書きようがありませんから。

次に、読書感想文のようにテーマはある、お題も分かる、でも何を書いたらいいの?
これは、大人でも迷う方は迷う所だと思います。

これは、書くための型を知ったら解決です。

「はじめーなかーおわり」「序論ー本論ー結論」
こういう風に書いたらいい、という型のサンプルを知る事で一気に筆が進みます。

「何を書いたらいいか」というよりは「どう書いたらいいか」が隠れているのです。
でも多くの子達は「どう書いたらいいの?」という質問ではなく、
「何を書いたらいいか分かんない」という表現で訴えてくる事がある気がします。

④上手な文章を書こうとしすぎて書けない

”正解”を導く事を求められ過ぎたがゆえに、書けなくなっている子もたくさんいます。

好きに書いていいんだよ、という言葉は彼らにとっては自由ではなく混乱です。

大人の顔色を見ながら、「これでいいですか?」と聞く子ども達の文章はうまいけれども
個性はなく、「こう書けばいいんでしょ」というそつのなさがにじみ出ている場合も。

大人の「これじゃダメじゃない」という、ちょっとした一言に傷ついて書けなくなっている
そんな事もあったりします。

そんな深い意味はなく、ぽろっと出てしまった言葉かもしれません。
大人の目から見たらダメな文章かもしれませんが、本人にとっては一生懸命かいた文章です。

こうなってくると、個性にあわせた指導が必要になります。
ケースバイケースですが、私自身がみんなよりもちょっと下手な文章を書いて、
それでもいいんだ!という見本を見せる事もあります。

(続く)