ありがたいことに、受験を控えた生徒達から
「先生、小論文を見てもらってもいいですか?」と
お声掛けをいただくことがあります。
先生、赤ペン片手にはりきっちゃうよ!!
専門分野は受験担当の先生にお願いしますが、
私で力になれることがあれば、惜しみない協力をしたいと思っています。
先日見せてもらった小論文のお題、これがまさに対話と教育についてでした。
今の子ども達には対話がない。
テレビやゲームといった一方通行のコミュニケーションが蔓延している。
受動的なものに慣れ、気に入らなければ消すという積極的な関わりがある。
故に消極的か攻撃的な関わりしかできないという内容のお題でした。
出典は差し控えます。
その内容の真偽や、テレビやゲームを作り・与えているのは大人では?という
個人的な意見はさて置き。
<対話の場>を作るというのは大きな意味があると思いました。
会話やお喋りとの違い。
多様な意見が交わされる中で、自分がどう在るのか、
どう人と関わるのか。
迎合するだけでなく、拒絶するだけでなく。
そのバランス。
何を言うか、も大事ですし
どう言うか、も大事になってくるでしょう。
時代は変わった。
そう言うのは簡単です。
その変わった流れを見ているだけか、抵抗するか。
あるいは乗ってみるか。
どれが正解、というものはないと思います。
その場、その場の立場や役割によっても変わると思いますし。
ただ、どの波がきても自分の意思で、どう対応するかを決め
その対応ができるほどには準備をしておくことは
価値ある事ではないかと、個人的に考えています。
これから、学校教育ではアクティブ・ラーニングが導入されて
どんどん対話を体験する場を、子ども達には用意されていくことでしょう。
じゃあ、大人は?
そうなった時に、<場>があれば自ら取りにいくことができる。
とはいえ、そう難しいことではなく、簡単に・楽しく、でも深く。
自分にできること。自分がしてもらったことをお返しする、そんな意味も含めて。
対話の場づくりを積極的に行っていきたいと思います。
誰でもウェルカムです。
ちょっと話してみたくなった。
そう思ったら、ぜひお気軽におこしくださいませ。
いろんなイベント、開催していきますので。