暗闇の中での対話とは何か。

「ダイアローグインザダーク」に行ってきました。

HPはこちら。
http://www.dialoginthedark.com/

img_8518

「ダイアローグインザダーク」は8人のグループ+ガイドの9名で体験を行います。

普段から視覚に頼らずに生活しているガイドの方がおっしゃいました。

「この空間の中では、声が大事になります。
 声を発しない人は、透明人間になってしまうんですよ」

見えない中での頼りは、音。

声色から誰かを判断し、声の場所から方向を、声の遠さから距離を知る。

真っ暗闇の中で声も聞こえないとなると、とても不安になります。

「ここに段差があるから気をつけて」
という一言が、どれだけ安心感につながるかを体験しました。

「どこにいるの?」「これは誰?」
初対面にも関わらず、めっちゃ触り、手をつなぎました。
近くに誰かがいてくれるのに、こんなにも分からないことに衝撃を受けました。

すぐ隣にいるのにね。

顔が見えない事をいいことに、言いたい放題だったのはおもしろかったです。

対話というのとは違うかもしれないけれども、
発話が対話のきっかけになるのは事実。
暗闇の中だからこそ、できた発話の意味は大きいと思いました。

真っ暗闇の中で、どんなに視覚を欲してもそれは無理な話。
そうではなくて聴覚や触覚や嗅覚や味覚を鋭くして、できる事を楽しむのがいい。

もしかしたら、普段の生活の中でも同じなのかもしれません。

「私はここにいるよ」と発する事で、誰かに気付いてもらえることがある。

誰も分かってくれない、なんて嘘で。
実はあなたを支えてくれている人はすぐそこにいたりする。

あれがない、これがない、と無いものを数え上げるよりも
今の自分に与えられているものに感謝して、日々を楽しく過ごしたらいい。

ちょうど精神的に落ち込んでいたのですが
それはただの無い物ねだりだった、とこの体験から気付かせてもらいました。
諦めとは違う、すこやかな納得感。

帰りには友達と食事しながら、体験の感想のシェアを。

体験の具体的な内容は書きません。

ぜひ、ご自身で体験してみてください。
本当におススメです。