月イチ開催のこちらの読書会も3回目を迎えました。

参加者ははじめまして、の方を3名お迎えして、全員で8名。
今回も様々な職種の方が集まりました。

全員、ファシリテーションスキルが秀逸な方々ばかりなので
特に会の流れは決めずに、その場の雰囲気で決めるという”意図された(多分)”行き当たりばったりで行っております。

とはいえ、今回は全員で読むページを事前に決める、という試みを。
対象ページは、p115〜「4章 精神療法」について。

カウンセラーという専門職の方が、どのように自分の仕事を振り返り
何を得て、次の仕事の糧にするのか?

カウンセラーには、スーパーバイザーという客観的にセッションを振り返るための
役割の方が存在し、その方との対話の記録から省察を読み解く、という内容です。

アイディアとして、その対話をロールプレイをしてみよう!というものがありました。

スーパーバイザー役を男性が、カウンセラー役を私が。
それぞれの文を読み上げる。

…実際には、ちょっとしっくりこなくて途中で中断したのですが、
これがね、とても良い取り組みとなったのです。

そもそも、なんでスーパーバイザーを男性が、カウンセラー役を女性がやったの?
無意識のうちに役割意識がありませんでしたか?という問いかけからはじまり。

次に自分がスーパーバイザー役だったら、そういう読み方はしない
という発言から、指導観の話になりまして。
指導者とはどういう立場で、自分が指導する場合にどんな事を意識しているのか
逆に、どんな指導者に師事してきたのか、そこから受けた影響は?など。

サポーターとして同僚、横の繋がりを意識しているのか
指導者として導くのだから、必要に応じて強めの態度も必要なんじゃないか
仕事の場面では大人と大人の関係性だけど、学校だと?

などなど、それぞれの意見や考え、立場など話を伺えば伺うほどおもしろくて。

自分では意識していなくても立場や役割による権力はどうしたってあるものなんだから
それを自覚しておく事は指導者としては大事なのかもしれない、と。

誰かの省察をサポートする立場、サポートされる立場、という観点から話が盛り上がりました。

本を読むって、ひとりだと自分だけを投影して読んでいるんですよね。
だから、会話文があった場合、自分がそういう人とどう接しているか、の読み方しかしない。

でも、こうやってみんなで読んでみると、え!そう読む!?という発見がある。
みんなの前で口に出してみた、それを聞いてみた、というのができるのは読書会の醍醐味だと思います。

さて、次回はどんな取り組みになるでしょうか。